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7月29日 インターネット(特)海外旅行術「旅のネタホームページ」

 「南洋の楽園」というイメージが消え、フィジーの経済を支える観光業が大きな打撃を受けたため、昨年
3.8%だった経済成長率が今年は史上最悪のマイナス15%になりそうです。

 さて、過日「マナ島ホームページ」を本で紹介することについての許可を求めるメールをいただきました
が、その本が出来上がり見本誌がわが家に届きました。

 株式会社オデッセウス社刊の本、「旅のネタホームページ300」オセアニア編、フィジー紹介ページ
(57ページ)に、この「マナ島ホームページ」が紹介されている。この本、膨大な数のホームページがスク
リーンショット画面とURL付きで紹介されている。インターネット上の検索エンジン(例えばYahooなど)を
使えば自分で探すことも出来るのだろうが、これだけの数となると、実際には大変だろう。自分で調べるのは
面倒という人にとってはとても便利かも。

 最近よく聞かれる意見に、インターネットホームページが見れるような時代になったのだから、もう本や
新聞や必要なくなる、といったものがある。実は、同様な意見はパソコン通信時代にもあった。NIftyなど
からでも新聞の検索が出来、新聞記事を切り抜きなどすることなく読めるからだった。(もっと言えば、ラ
ジオやテレビが登場した時にも、これで新聞は無くなる、といったことが言われたのだそうだ)
 やってみたことのある人は分かるが、新聞記事をパソコン通信で検索し、それをコンピュータでA4の紙に
打ち出し(棒打ち)してみると、きれいにレイアウトされた新聞の記事とでは、読みやすさがまったく違うの
です。
 朝刊1回分の文字データ量がどれくらいあるのか正確なことは知らないが、あれをA4の紙に棒打ちされた
文章で同様にして読ませるとしたら、それはほとんど拷問に近いかもしれない(?)。


 いまや、インターネットと紙のメディアは共存する形になっていて、どちらかが、どちらかのメディアを
駆逐してしまうことはない。むしろ紙のメディアによってホームページの存在を知り、ホームページの内容
をじっくりと読みたいからと本を買う。そういった時代なのだ。(これは、ちょうどテレビ番組欄を見たくて
新聞を購読するようなもの)
 リクルート社のホームページにISIZEという人気サイトがあるが、これと連携した出版物が多数あること
なども、それを証明する良い例だろう。


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