1998年10月19日−−−−−なつこ さん
(前回)BULA!昨夜、無事マナ島より帰国しました。もう「素晴らしい!」の一言でした!
モルディブに比べると海の美しさは やっぱり劣ってしまいましたがマナ島の人々は最高です!!何よりもわたしは 人々のあったかさに感激しました。
ハウスメイドのジョセフィーン、ウナイシー みんなみんな「BULA!」とステキな笑顔で声をかけてくれました。彼女たちは朝10時と午後3時にティータイムなんですが、毎回「ティータイム
ユー カム! オーケー?」と誘ってくれ、リネンブレのマンゴーツリーの下で、あったかい とても美味しいミルクティーやココアをごちそうしてくれました。お互いつたない英語どうしでしたが、十分に心は通じあいましたよ!
マナでの最後のティータイムには、「アイミッスユー ナツーコオ・・・」とジョセフィーンが泣き出してしまい、私たちも大泣きしました。他のハウスメイドたちも皆涙を流して別れを惜しんでくれ、「Don't
cry. Because my heart, your heart, always together.」なんて言って ぎゅう〜っと抱きしめてくれたんです。彼女が今まで身につけていた貝殻のネックレスを私の首にかけてくれました。また別のメイドさんは
ハイビスカスを摘んできて 髪に飾ってくれました。
涙なみだのお別れでした。今思い出しただけでもウルウルしてしまいます。
たった6日間でこんなにも素晴らしい出逢いができるなんて、こんなにも別れが辛い旅は、生まれて初めてでした。”絶対にもう一度
みんなに会いに来る!”って心に誓いました。ここマナ島はリピーターがすごく多いそうです。その理由は本当によく分かりました。
現地の日本人スタッフの方々にも本当によくしていただきました。たくさんのお魚やサンゴに出会えるノースビーチの隠れポイント、流れ星がたくさん見えるルックアウトポイント、サンセットやサンライズが綺麗な時刻と場所・・・、色んなことを 親切に教えてくれました。
シュノーケルセットを貸してくれるお兄ちゃんは いつも同じ人がちゃんとそこにいて、私たちの顔とブレNo.まで覚えてくれたし、サンセットビーチに行く途中、道が分からなくなったときもガードマンが声をかけてくれ、そこまで連れて行ってくれました。
サンセットビーチの南側は大きな犬がいて危険だということもちゃんと教えてくれました。確かに彼らは体もごっついし、一見怖そうに見える人もいます。でも
こちらから「BULA!」と声をかけたら必ずそれ以上の笑顔で「Bula! What's your name?」と答えてくれました。日本のスタッフの方が「フィジアンは無愛想にみえるかもしれないけど本当にシャイなだけなんです」と教えてくれました。
みなさんも是非このすばらしいマナ島を訪れてみてください。そして現地の人に笑顔で、おっきな声で「BURA!」と声かけてください。一人でも多くのフィジアンとふれあってください。言葉が分からないから・・・なーんて心配は一切いりません。そうすれば 絶対にこのマナ島に何度も何度も来たくなります!
昨日帰ってきたばかりなのに、懐かしくって、みんなに会いたくって仕方がありません。彼らといっぱい撮った写真を焼増して、送るつもりです。そしたらあのリネンブレに飾ってもらって、今度行く時まで
忘れずにいて欲しいから!
今まで生きてきた中で最高の6日間でした!このHPのおかげでマナ島に行こう!と思えたので本当に感謝しています。ありがとうございました。
追伸:
それから わたしは「アピさんのサメの餌付けをみるぞー!」と張り切っていましたが、ライセンスないとだめなんですね・・・恥ずかしいですわ。
”あ〜 アピさんにはお目にかかれないんだわ”って残念だったんですが、ブレを出たら 目の前をアピさんが横切っていったんです!ちょうどサウスビーチに向かうところのようでした。
初めは自信なさげに小声で「アピ?」と声をかけたら「イエス!?」と振り向いてくれたので
「アピ? アピーーーーーーーーーーーーーーっ!!」と大声で叫んで駆け寄って行ったら ニッコリ笑って「BULA!」!!おっきい体におっきいスマイル!
「キャーー!アピ〜!ウッヂュウ テイク ア ピクチャー ウィズ ミー?」
相変らず下手な英語にも 「Sure!」しっかりと肩を組んでパチリ!その後握手も求められて もう超感激!めっちゃ おっきくて分厚い手でした!この手でサメちゃんとたわむれてるんだあ〜!と思うと感慨ひとしお!なんかツキにツキまくってる気がしました。
はあ〜、思い出しただけでもニヤけまくってしまう出来事の数々・・・当分しあわせな気分でいられそうです!
(制作者)とってもよかった、そう言ってもらえると「このホームページ、やっててよかった」って心から嬉しくなります。私は営利でこれをやっている訳ではないので、もし「つまらない」「イヤなとこだった」なんてメッセージが多かったら閉鎖することにします。でも「マナ島ってほんとうに素晴しかった」って言ってくれる人が沢山いるうちは、続けたいですねこのホームページ!