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1997年09月15日−−−−−「言葉」こそがメッセージを伝える

 昨日、米国の出張から帰国して、このホームページを更新しています。このところ仕事が変わってがぜん忙しくなり、週1回の更新が難しくなりました。
 さて、帰国した私に手紙や雑誌などの束が迎えてくれました。その中の1冊、「日経ビジネス9-15」に面白い記事が出ていました。デジタルメディア研究所の橘川所長が書かれたもので「ラジオ通販の返品率が低い理由」というタイトルでした。

 これによれば、通信販売は、購入の申込をしてから届くまでが貴重な時間だという。それは期待という意味での想像力をかきたてるからだ。ラジオの場合は画像を送れないので、リスナーは想像力で商品をイメージするしかない。もし想像していたものと違っていても、画像を見ていないだけに「裏切られた」とは感じないのであろう。そして筆者はこういう。「マルチメディア社会が進めば進むほど、利用者の想像力を喚起するシンプルな素材が大事になってくる」

 私のホームページ作りのお手本としているものに藤原さんの「Java & Puzzle」の中にある「パソコン生活つれづれノート」がある。これなどは文字ばかりだが私にとってはとても面白い。藤原さんも、ホームページでメッセージを伝えて行くのは、最終的には画像でなくテキストなんだという。テキスト情報が重要なのは「文庫本」というものがあることからも分かるはず、という。同感である。                       

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