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●本日のフィジー(2000年5月23日現地時間12:00現在)

 マナアイランドリゾート 石川達也総支配人より

■概略
反政府分子による国会占拠ならびに首相を含めた閣僚の監禁は、依然膠着状態にあります。本日は族長会議(フィジアンの酋長会議)が持たれ、この反政府分子に対する対応について討議されます。事態は楽観できませんが、孤立化する反政府分子との妥協点(人質解放と政権の所在)がいかなる形で見いだされるかが、今後の動向を左右するところです。

■観光客の動向
日本からの来訪は皆無の状態です。オーストラリア・ニュージーランドからは約5%〜10%前後キャンセルで推移しております。特に日本からの来訪が皆無なのは、主催旅行(大手旅行会社が販売するパッケージツアー)の販売における社内規定的なものに、外務省発出の危険度勧告が指標となっている関係で、現在フィジー全体が危険度2となっていることから販売停止状況にあることが主因です。しかしながら、手配旅行に切り替え、フィジー旅行を計画する方もいらっしゃいます。

■観光施設
ホテル・リゾートは通常と変わらず営業しており、オプショナル旅行等も通常通りセールスされています。また、空港・観光客が利用する交通機関等も何ら問題はありません。

■治安状況
スバを除く、通常フィジーで観光客が訪れるところは問題ありません。
ただ、夜間の外出時は少し注意が必要です。
(夜間19:00以降はダウンタウン出入り口で検問を実施)

■その他
ジャックス(土産品店)日中一部営業 (5/24から通常営業)
スーパーマーケット等 日中営業(9:00〜17:00 一部15:00)
ナンディの店舗営業状況 20%
ナンディの店舗損害状況 無し

ナンディ・ラウトカにおける水道・電力・ガス・石油等のライフラインに関わる供給は、問題なし。
ローカル交通機関 通常運行の約60%程度 利用客通常の50%以下


 旅行の件等の問い合わせは東京事務所の吉原さんへ。

     TEL: 03-3553-2002  FAX: 03-3553-2444


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