レオナルド・ディカプリオ出演の映画のタイトルだ。日常的な状態に満たされないアメリカ人の青年が
現実から逃避する場を求めて旅に出て、行き着いた先が楽園と呼ばれる伝説の孤島。まあ、映画の解釈に
ついてはここは映画関連のサイトではないので割愛することにしましょう。
この映画のテーマになった島は実在の島で、ここへ行った日本人の方のサイトを拝見したが、この島まで
行くのが大変なことのようだ。いろいろな乗り物を乗り換えて、最後にこの島にたどり着く際は小さな
ボートでということになる。当然島に着くいた時にはしぶきでビショビショになったとのこと。
つまり「便利さ」と「自然の度合」は常に反比例するのだろう。マナ島もかつては飛行場などなく、船は
(あちこちの島に立ち寄っていくこともあり)片道数時間かかった。不便な分だけマナ島に来る人を遠ざ
け、そして自然が保たれ安くなっていた。
少なくとも確実に言えることが1つある。このホームページのタイトルにある「人が癒される」には自然
な場であることが必須なのだ。飛行場(滑走路)が出来、ホテルの建物が着実に増えているが便利さとオ
フセットで確実に自然は減少する。本来、アイランドビーチリゾートは不便なものなのだ。それでも
自然な方がいい、という人が行くところなのだ。不便はイヤ、という人にはハワイのような便利なところ
がある。(ハワイ vs マナ島を参照)
選択できるわけであるから、マナ島は不便だと言う人がいたからといってハワイに歩調(より豪華さを求め
るという意味で)を合わせようとする必要はまったくない。ハワイ化することは、いわばマナ島の良さを捨
てることになる。それでいて、永遠にハワイにもなれない中途半端な存在を作るだけ。
あの島の大きさが決まっているのだから、最終的にホテルはここまで発展させて終りにしよう、という最終
目標規模というものが必要だろう。人間は飽きるものだ。ディズニーランドを見ると分かるが、飽きられな
い為にいろいろな努力をする。しかしマナ島の売りは「自然」であって「ホテル」ではないはず。違います
か?
もとより、このホームページを開設した動機は2つ。1つは、インターネットとはどういうものかを自分の
手で確かめたい、という実験的こころみから。もう1つは、自分が心身ともに癒されたこの島の良さを知っ
てもらい、かつこの島での体験を通じて自然の大切さを同じように感じてくれもらえればとの思いからであっ
た。年内に100,000アクセス達成しそうだが、少なくとも1番目の「実験としての目的」の部分は完了
することになる。今後の展開についてはどうあるべきなのかを、皆さんからのご意見を参考にしながら考え
ていきたい。