このホームページを制作している位ですから、フィジーへは何度も行ったことがあります。また１０年程前の話しになりますが、ハワイには仕事で何度か行ききして通算４ヵ月程暮していたこともあります。ですが沖縄へは一度も行ったことがありませんでした。
今回、たった３日間ですが、沖縄本島の北部、JALプライベートリゾート「オクマ」から、南は糸満になるのでしょうか、「ひめゆりの塔」から「平和祈念公園」まで移動し、いろいろ見、感じてきました。
沖縄は地理的に中国、特に台湾とは東京に来るよりも近い距離にあります。現に文化的にも中国の文化の影響を強く受けているのが分かります。今の政治体制の中で、沖縄だけが軍事面での負担をしいらせられるのは不合理だと思えてきます。世界にはシンガポールや香港（こちらはちょっと事情が異なるが）のように小さくとも１つの国として立派に成立している国はいくらでもあります。ある意味、沖縄は日本から独立して独自の平和路線を持つことも、あながち不可能ではないように思われますし、またそんな夢みたいな事が起こることがあるとしたら、私は沖縄を応援したいと思います。
南の海の青さ、４月とはいえ強い日射し、そして明るい笑顔の沖縄の人と出会ってきました。沖縄から東京へ戻ってきて、今思えるのは、沖縄と自分との距離感を作っていたのは、ひとえに航空運賃都いう問題だけであったことです。沖縄記念公園の中央ゲートから入り、階段を降りていくときに正面に見える瓢箪型の島「伊江島」は、大きさこそ違え、マナ島に似たその形に、次回はぜひあそこへ行ってみたいと思ったものでした。