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いまでもマナのことを思い出すと幸せな気持ちになれます。

1997年9月20日−−−−−谷中 由美子 さん

 去年の10月にマナ島に行って来ました。とても懐かしいです。とにかく忙しすぎる生活に疲れて、南の島でのんびりしたかったのですが、島の自然のあまりの素晴らしさに、朝早くから夜遅くまで、海へ山へと飛び回り、飽きることなく遊びまわりました。1週間の滞在中、ラジオもテレビもない部屋でどうやって暮らそうかと思ってたんですが、ホントに楽しくて楽しくて、あっというまでした。

 食事に関しても、大好きなカレーがたくさん食べられたし、お魚も野菜もとてもおいしくて、味付けが薄いのがかえって材料の味がよくわかって、私はとても好きでした。(とくにココナッツ風味のお刺身!ほとんど毎日食べました。)

 クマノミとかスズメダイとかを家で飼ってるんですけど、マナの魚の多さと人なつっこさにはびっくりしました。泳いでるすぐ横をデバスズメダイの群が泳いでいくんですから。あんなに機嫌良く泳いでるのを見ると、狭い水槽で飼っているのがとてもかわいそうに思えてしまいました。

 スタッフの方々もとても親切で、ノースビーチで泳いだあと、くたくたのびしょびしょで歩いているとおじさんがトラクターで拾ってくれたりとか、「日差しが強いからね」といって椰子の葉の帽子をくれたりとか、とてもフレンドリーであったかい人達でした。あと、印象に残ってるのが、トイレットペーパーホルダーがとれたので、掃除のおばさんに修理してくれるようにとお願いしたらおばさんそれをためつすがめつすると、壁にドン!と押さえつけ、ギュウーっとすると、「OK!」と言って帰っていきました。ゆっくりと歩み去るおばさんの後ろ姿を眺めていると、トイレでどすっ!という音が...。友人とふたりで大爆笑しました。

 いまでもマナのことを思い出すと幸せな気持ちになれます。できればまた行きたいです。あの、まさに星が降るといえる程の美しい夜空を又見られたら...。


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