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今回で4回目のマナ島訪問

1998年12月06日−−−−−後野 和弘・直子さん
"Naoko Gono" <fwjc5827@mb.infoweb.ne.jp>

 マナ島9泊&ナンディ1泊の旅は陽気で安らかなひとときでした。11月19日〜11月30日の日程は、比較的マナ島が空いている時季だったようです。ビーチもレストランも混雑がなく、のんびりできました。

 マナ島に10日間滞在するとなるとやはり心にさらにゆとりが出るのか、何もしないときが多かったです。ただビーチのデッキチェアに寝転んで本を読んだり昼寝をしたり、考え事をしたり景色を眺めたり。マリンアクティビティは天気と体調の良いときを選んでリーフスノーケリングを3回と、トローリングを1回楽しみました。今回天候には恵まれましたが、それでも曇りがちな日や風が強く波の高い日もあったので、そういう時はビーチでのんびりです。

 今回わりと積極的に参加したのがフィジアンブレで行われるアクティビティでした。ホテルのスタッフがココナッツの葉を使って帽子やバスケットを作ったり、ココナッツの実を削ってアイスクリームにまぶして食べさせてくれたりします。また、フィジアンブレに集合した後、ブッシュウオーキングや魚の餌付けにでかけるプログラムもありました。これらのアクティビティは日替わりでスケジュールが組まれており、レセプション横の通路沿いの掲示板に内容が掲示されています。

 私たちは今回で4回目のマナ島訪問なのですが、今までマリンアクティビティに忙しくてフィジアンブレでのアクティビティにはあまり参加していませんでした。が、参加してみるとこれが実に楽しいんです。アクティビティ自体はまあ、例によって大変素朴なのですが参加する事でスタッフや他のゲストと話をするチャンスができるのでお友達になれるんですね。一度参加すると、「明日はお料理をするから2時にまたいらっしゃい。」とか、誘ってくれます。そして、すぐ顔を覚えてくれるので道端であったりしたときに「BULA!ごきげんいかが?昨日は何してたの?」 なんて声をかけてくれます。

 普段の生活の事や家族の事などとても打ち解けて話をしてくれました。私たちも日本の事を話したり、島での楽しみ方を教わったり。私も主人も英会話は下手だと思います。あとで会話を反芻してみると文法なんかめちゃくちゃでした。それでも、「伝えたい気持ち」と「伝えたい事」を持っていれば、結構通じちゃうものですね。フィジーの人は言葉の面でもとても寛容で、しどろもどろでもいらいらしたりせず、一生懸命に聞き取ってくれました。

 フィジアンブレ以外でもレストランやバーでよく顔を見掛けるスタッフは顔を覚えて「BULA!今日はあっついねぇ。」とか声をかけると、「雨が降ったから暑いんだよ。」なんて応えてくれました。フィジー語をいくつか覚えるのも楽しいですね。ヴィナカ(ありがとう)、カタカタ(暑い)、カナ ヴィナカ(美味しい)はよくつかいました。あとは笑顔一発です。

 少し長く滞在して思ったのですが、フィジーの人と、日本の人には基本的な考え方に共通したところがあるように思いました。ちょっと話をしただけなので、具体的にどこがということはいえないのですが、これも私が何となくフィジーの人に惹かれる理由の一つだと思います。ほっとするんですね。

 フィジーの人とたくさんお話できた事、これが今回の旅の一番大きなお土産です。これからいかれる方、ぜひ、たくさんお話してみてください。とっても楽しくなりますよ。

マナ島の夜の写真を貼付します。

 


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