1999年01月15日−−−−−「藤原博文の館」
私のホームページ作りに少なからず影響を与えているのが「藤原博文の館」と呼ばれるサイト。別名「Java
& Puzzle」というタイトルでインターネットの可能性を確かめる為に自らJavaでパズルを作ってそのソースコードまでを公開しているサイトである。
藤原さんはもともと優れたプログラマーで「C言語」についての著書もある。反対に私はといえば遠い昔にBasicなるものを少しやった程度。同じベースでホームページが作れるはずがない。確かにその通りである。私が真似をさせてもらったのは、彼のコンピュータ言語を駆使した「技法」ではなく、ホームページというものに対する「考え方」なのだ。このあたりは、このホームページ制作の初期に紹介しているので知っている人もいるだろう。
最近、「藤原博文の館」とその名も同じ本が出版された。もちろん著書は藤原さんそのものである。その中の一文を紹介するので、私がいわんとすることをくみ取っていただけるのではないだろうか。以下はこの本の3章アクセス増加のためには、からの抜粋である。
アクセスを増やすためのテクニックを書いた本や雑誌記事は多数ある。そのほとんどは、動く絵など、できるだけ最近の技術を使って人目を引くホームページを作りなさいと書いている。しかし、そういう人のホームページに限って、どう考えてもアクセスされていない場合が多い。
(中略)アクセスの多いページ全般の共通点は、以下のようになる。
●そんなに映像に凝っていない
●イメージを使っていてもアクセント的に使っており、そのイメージを売り物にするのではなく、内容で勝負している
●更新を怠らない
●信頼度が高い
●奥が深い
●参考になる
●役立つものである
私のように凝るべき技術を持たない者がこんなことをいうと痩せ我慢のようであるが、藤原さんなら誰もがうなずくところであろう。