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1999年12月17日−−−−−ユキさん、タカオさん



マナ島到着初日に文房具を届けたが、うっかりして「折り紙」を渡し忘れていたので、それを届けに行くことにした。今回マナアイランドリゾートと村との境にフェンスが出来ていた。どうもバックパッカーがタダ乗りよろしくマナアイランドリゾートの施設を利用するのを制限する意味で設けたようだ。もっとも浜辺ぞいに行けばそこにはなにもないので、実質的効果はあまりないのかもしれない。小学校へ行くにはここを通らざるをえないので浜辺から回っていったが汚いこと。沢山のビールの空瓶がころがっていた。結局安宿の方は宿泊客が汚した海岸の清掃などには金をかけないようだ。

子供達が遊んでいたので、話しかけてみた。先生から学校がすでに夏休みに入っていると聞かされていたが、その先生も休暇に入って昨日から本島に出かけて不在とのことだった。子供達とおしゃべりをしたが、英語で結構会話が出来る。上手いもんである。図書館を見ると英語の本がずらりとならんでいたし、英語の授業もあるという。こりゃ日本が負けてるわい。


マナ・アドバンティスト小学校、モットーは「努力なくして成果なし」

子供達をおしゃべりを楽しんだあと、写真撮影をしていると、村にはめずらしく2階建ての建物がある。あれは何?と聞くとホテルだという。これがうわさのバックパッカー向けのホテルか〜!写真を撮っていると日本人らしき男性が歩いてくるのに出くわした。声をかけてみると、まさしく日本人。なんでも、オーストラリア経由でフィジーに入ると長期滞在が認められるとかで、バンコックへ行ったあと、オーストラリア経由フィジーにやってきたという。この安宿は、偶然ナンディの飛行場で教えてもらったとのこと。料金は1泊3食付きでF$35とのこと。さすがに安い。みんな雑魚寝だが、おかげで英語もろくすっぽ出来ないのに、なんとなく仲間意識になっているという。1か月くらいここに滞在する予定だという。

彼、タカオさんというお名前だが、もう一人ここで日本人に出会ったという。呼んできてくれたのが女性。こちらは英語も堪能。なんでもインターネットでバックパッカー向けのホテルを探したら、ここが出ていたとのこと。お二人に「写真を当ホームページに掲載しておくから、帰国したらこれを見つけて私宛にメールしてね」と言って別れた。二人とも〜、元気で帰ってきてね!


ユキさん、タカオさん


 ※バックパッカーにあこがれている人へ

 私が想像するに、フィジーをバックパッカーとして歩くには、どこででも(床、ベンチ、もしくは地べたに寝袋をひいてでも)眠れ、(地元の人が普通に食しているものと同じものを)なんでも食べられ、どこででも用(トイレ)が足せて、そしていろんな人たちと(基本的には英語で)会話できるということ。最後に「旅行中の出来事すべてを自己責任において処理出来るという覚悟」が必要なのだろうと思う。


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