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マナ島でアクシデントに

1999年7月20日−−−−−ミキさん
<ogi@bg.mbn.or.jp>

はじめまして。ミキと申します。
旅行前に、このホ−ムペ−ジを見て大変助かったので、一言お礼を申し上げたく、また、
ちょっとしたアクシデントにも見舞われたことをご報告すべく、メ−ルいたしました。

まず、"5日間ではマナ島は短すぎ-、船やらセスナ機の移動はめんどうくさ-い本島でいいや-”
という人がいたら、教えてあげてください!マナ島での3日間は、本島での6日間に勝ります!
あのコバルトブル−いや、マナブル−とでも呼びたい海と空、白い砂浜、色とりどりの熱帯魚達、
そして今は乾季ですから、雨の心配はまったくありません。
日本語が心配な人も、大丈夫です。必ずトモコさんというコ−ディネ−タ−(ホテルの人なのかな?)
の日本人の方がいらっしゃいます。

私達はあまり英語が話せず、日本人同士の夫婦でしたが、ホテルの方々は皆親切でした。
本当に、ブラ-ブラ-ばかりですね!
このホ−ムペ−ジを見ていたおかげで、本当にそのとうりだ-と思わずうれしくなってにやついて
しまう場面がいっぱいありましたよ。とても感謝しています。

**********

さて、ところが、1つだけ予想もしてみなかったアクシデントに見舞われてしまいました。
それは・・・・、ロックしていたはずの室内に、明け方、何者かが侵入してきたことです!!!
おそらく、それは貴重品やカメラなどの窃盗が目的だったのではないかと推察しています。

今思うと悲劇への階段は、マナ島のチェクインの時から始まっていました。
7/8の夜は飛行機の中だったため、ほとんど睡眠のとれぬままナンディ空港につき、デラナウ
マリ−ナからの素敵なクル−ズ船で朝10:30ごろ、ようやくマナ島へ到着!


あまりの美しさにそれまでの疲れもいっきにふきとんだのでしたが、あいにくこの7/9はオ-ストラリア
方面からのスク−ルホリデ−客でマナ島のホテルのスタンダ−トタイプのブレが定員オ−バ−
つまり、ダブルブッキングとなっていたのでした。
私達はスタンダ−ドに泊まるはずだったのですが、ホテルのはからいにより追加料金なしで、
オ−シャンビュ−ル−ムへグレ−ドアップしていただいたのです。この時は、とても喜んだ私達
でしたが、このタイプには1Fと、2Fがあり、2Fは屋根が高く開放的で、よくパンフレットにも写真
がでているのですが、1Fは対象的にやや地下へもぐるように階段をおり、ベランダにあたる部分に
申し訳程度にコンクリ−トがうってあるだけで、そのまま芝生の庭のような外へと続いており、
要するに誰でも外から入ろうと思えば、入れる造りなのです。
そして、私達が当たった303号室は、この入りやすい1Fの、しかも外からの通路に一番近い、
端から2番目、すぐに他のブレや掃除小屋などへ逃げ込める立地条件の部屋だったのです。

さて、問題の侵入者は、明け方5時ごろ(向こうは冬なので日の出は7時頃)まだ真っ暗な中を
1人は懐中電灯をもってそのベランダ側から私達がOPENにしたままだった上の方のブラインドから
中を覗きこみ、見張りをしていたようで、もう1人が表のドアから堂々と入って物色していた様なのです!!!

本来なら、この日は到着の疲れで明るくなるまでぐっすり寝ているはずなのですが、(侵入者もそれが
狙いだったはず)たまたま、枕が変わると寝られない主人は、明け方近くもうつらうつらとしかできず、
そこで、ドアがカチャット閉まった音にすぐに気づいたのです。変だと思い目を開けてベランダを見ると、
何者かがブラインドの外から懐中電灯をチラチラさせながら中を見ており、あわてて部屋の電気をつけ、
(常夜灯がないので、部屋の電気は何一つつけておらず、不覚にも真っ暗にしてありました)外からは、
ジャ−パ−ニ−ズ!としゃべる声が聞こえたのだそうです。主人は閉めたはずのドアに手をかけて
みましたが、扉は回すとスゥ-と開きました。間違いなく、誰かが侵入していたのです。

ここで初めて私も起きたのでしたが、何か無くなっている物はないかと、眠気はすっとび、必死に点検
しました。幸いにも金目のものは全てフロントにあり、カメラもス−ツケ−スに入れて、ロックしていたので
セ−フでした。ただ、この時は気づかなかったのですが机の上に置いてあった思い出のCAP(ハワイ島で
買った野球帽)がなくなっていました。
残念ながらこの日は気づかなかったので、日が昇り明るくなってだんだん落ち着いてくると、特に被害が
なかったのならホテルに部屋替え等を申し出るのも悪いような気がしてきて(ダブルブツキングだし)、
鍵もしっかり閉めてなかったかも・・・と思えてきて、2人で話し合い結局なにも言いませんでした。

大変長いメ−ルになってしまい、申し訳ありません。
ただ、いかがでしょうか?客観的に判断していただくと、侵入者は他に目的があったのでしょうか?
単に部屋間違いなれば、SORRYですむと思えます。
たまたま到着日の人の部屋に当たるものでしょうか?それも明け方5時に?
何故、ベランダ側にもう1人いたのでしょうか?覗きが趣味の人がいたのでしょうか?
観光客が観光客を狙うでしょうか?

この時はあまり考えたくなかったのですが、帰ってきて考えてみるとやはり、従業員の中にすりや泥棒を
習わしとしている人とつながっている可能性を否定しきれないようにおもえます。
でも、それだけは信じたくありません。

ただ、これからマナ島に行かれるかたに注意してあげてください。
303号室には気をつけろ!

また、一般的な注意があります
(1)マナ島はすべてチェックアウト時に一括清算なので、ホテルに泊まる人は現金は入りません。
 フロントに預けることをおすすめします。またはカ−ドですね。

(2)チェックアウト時の一括清算の際には、ホテルの名前の入った紙に印刷される明細と、レシ−トの束
 両方を渡されると思います。必ず、両方を付け合せましょう。サインしていないのに、ト−タルの明細
 に入ってきている場合があります。あなたは知らない人が食べたり、飲んだり、遊んだりしたものまで
 払ってあげることになるのですから。
 実際、チェックしなかったばかりに、たった3日分の清算にもかかわらず帰りの船の中で調べてみると、
 1つは多く払いすぎ、1つは請求モレという風に、2つも間違いがあり、40フィジ-ドル損をして
 いました!後ろに行列を作ってでも、確認するべし!(まぁ、フィジ−はそんなところです。)

(3)誰も人目につかない部屋になったと喜ばないようにしましょう。
 見えないということは、つまりもし泥棒さんがいた場合、彼らも仕事がやりやすいからです。
 自分が泥棒になった気分でその部屋、ブレを点検しましょう。

あ-、いつのまにか、こんな時間になっていました。初めてお便りするのに、ずいぶんいろいろ
文句いったり、えらそうですね。

でも、好きだからです。恐い目にはあってしまいましたが(そして40ドルとCAPの被害も)、でも、
いつか機会があれば、また必ずいきたいです。もっと長く・・・・・・。
メ−ルお付き合いいただき、ありがとうございました。           
 


  


(制作者)おはようございます、ミキさん、マナ島ホームページです。

メールの前半の楽しさとうってかわって後半の部分、大変でしたねぇ。マナ島って小さな島で、
とっても安全という感覚がありますが、時代とともに変わってきたんですかねぇ。

このホームページでもアラートを出して注意を喚起した方がいいかもしれませんね。また、この
ホームページは個人でやっているのでホテルとはほとんどコンタクトをとらないのですが、これ
は報告してきちんと対応策を考えてもらった方がいいですね。私の方から東京の事務所に連絡し
ておきます。(7月19日FAXにて連絡、東京事務所からの返事待ち)

それと、チェックアウトの時の注意事項ありがとうございました。これ私も経験しています。私の
場合は、彼等のおおざっぱそうな気性を感じていたので、すべての伝票をチェックしました。そう
したら、ありましたね、使っていないのに他の人の伝票が紛れ込んでいたり、また食事をしたのに
請求がなかったものが。(できたら、未払い、払い過ぎ、両方とも教えてあげましょうね)
払うべきものを払って、必要ないものは返して、きちんと精算してもらいました。このあたり、フ
ィジー本島の本格的リゾートホテルと違ってましたね。

別に私がこのホテルのオーナーだというのでも、島の村長だという訳でもないのですが、大変申し
分けなく、またお気の毒だったと思います。マナ島って都会のストレスを忘れる為の場所だったは
ずですので、盗難の心配なんて、およそ関係のない世界でなくてはいけないんですね。

イヤな思いでが風化して、素敵なイメージが長く心に残ることを期待しています。では。


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