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ボトルの中の思い出

1999年9月17日−−−−−ジムビーム・ボーイ さん

 

 9/6〜/13フィジーに行ってきました(マナ島滞在は9/7〜/12)。


 なぜフィジーしかもマナ島に行ったかというと、昨年初めて海外の海(フィリピンのエルニド、
 あのジャック・マイヨール氏絶賛の所、とはいえ私はダイビングはしないのですが・・・・)
 に行ってきまして、自然のすばらしさを痛感し今年も絶対海にしようと心に誓っておりました。
 当初はニューカレドニアの予定でしたが、行きつけの美容院のお兄さんにフィジーもいいよと
 言われ、パンフ等でチェックしてフィジーに決めました。

 昨年同様、短パン、Tシャツ、サンダルに帽子をかぶって荷物は小さいディバック1個と軽装で
 現地入り。到着早々、サウス・ノースビーチでシュノーケリング。魚影は濃いが珊瑚がいまいち
 (きっと昔はまだきれいだったんでしょうね)。ディナーの後、メインバーのカウンターでいき
 なりバーボンのフルボトルをオーダー。スタッフのタローやみんなびっくりして、この夜から
「ジムビームボーイ」と呼ばれるようになりました。

 その日から毎日の行動パターンは決まってしまいました。朝食の後、一眠りしてお昼頃起床。シュ
 ノケーリングセットを抱えて、ノースビーチ・サンセットビーチで遊び、ハッピーアワーに間に
 合うよう戻ってビールを飲む。そのあと休憩してディナーの後、メインバーのカウンターでジム
 ビームを飲みながら、スタッフと会話で盛り上がったり、ショウを見たり、踊ったりとまあ、こ
 んな感じでした。

 1回だけある朝、トローリングもしました。2回ヒットしましたが、最初は糸が切れて、2回目
 はルアーが外れて逃げられました。 同船していた御夫婦はかつおを1匹釣りました。でもあの
 引きの強さは今でも手に残っています。
 当たり前のことですが、釣りの前日は深酒はやめましょうね。きつい!!

 私は1人で行ったわけですが、スタッフのみんながやたらと「ワイフはどこ?恋人は?」なんて
 聞いてくるものですから「私の恋人はきれいな海と魚たちだ!!」と何度も答えなければなりま
 せんでした。みんなフレンドリーで、ちょっと私が歩いていると遠くから(私がいつもバンダナ
 を頭にまいていたので遠くからでも私と分かるらしい)、「ヘイ、ジムビームボーイ、元気か?」
 と大声で叫ぶので「恥ずかしいからそんなに大きな声で言わないでくれ」とお願いしても、彼ら
 はいたずら小僧のようにニヤッと笑うだけ。私もあきらめました(笑)。

 お天気も毎日晴天、朝・晩はちょうど涼しくいい時に行ったなあとしみじみ思っています。
 きれいな海と彼らの笑顔&大きな笑い声が一番の思い出です。あっ、空になった2本のジムビー 
 ムボトルも思い出にしようかな。東京に戻ってから、一度新宿でジムビームを飲みましたが、思
 わずニヤッとしてしまい、友人から気味悪がられました(笑)。
 これからジムビームを飲む時、フィジアン達のことを思い出し、いつもニヤッとするだろうなあ
 と思ってます。

追伸:(9/20)

 私の文書にある一緒にトローリングした若い御夫婦の方は帰りの船や空港で偶然お会いして、福岡
からいらっしゃったということでした。私も鹿児島出身ですので地球は狭い!と思いました。すごく
感じよい御夫婦でしたよ(お名前をおうかがいするのを忘れましたけど)。


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