ホームページ目次前の話次の話


難関を乗り越え2度目のフィジーへ

2000年08月19日−−−−−タカハシさん
<va3m-tkhs@asahi-net.or.jp>

8月24日、家族4人で2度目のフィジーに出発です。前回は、2年前でした。子
供達(9歳と7歳)にどこに行きたいか聞いたところ声をそろえて「フィジー」
と言われてしまいました。海で魚を見たことや磯遊びをしたこと、ロボ料理で肉
をたくさん食べたことなどが強い思い出として残っていたようです。

 しかし、今回はクーデターのおかげで大変な思いをしてしまいました。フィジ
ーには前に行ったので、大抵のことは分かりますし、このホームページや新聞、
テレビなどのニュースから本島の西部はさほど心配はなく事態も収束しつつある
と理解していました。そこで、自己責任で手配旅行でフィジーにもう1度行くこ
とに決定し、旅行会社に申し込みお金も全額支払いました。ところが、問題はそ
の後に起きたのです。

 私は、公務員であり、今の時代にあっても海外渡航申請書なるものを提出し、
お上から許可をもらわなければならないのです。自分の年休を使って自分のお金
で行くのに許可が必要なのです。書類提出時、外務省の海外危険情報で危険度2
(観光旅行延期勧告)が出ていることがわずかに頭をかすめたのですが、係官も
フィジー情勢など興味をもって見ていないだろうし、外務省の情報を基準とする
という話も聞いたことがないし、出ているのはあくまで勧告であって禁止ではな
いことからおそらく大丈夫であろうと安易に考えておりました。ところが、8月
11日、出発まであと2週間というところで、係官はその外務省の海外危険情報を
盾に海外渡航は許可できないと言ってきました。許可なくして行って、問題が発
生した場合には処罰の対象となるであろうとのことでした。

2週間前では高額のキャンセル料もかかるし、旅行先を変更するにも空いている
のはロスか台北しかないとのことで途方に暮れておりました。ところが、日頃の
行いが良かったためか事態は急に改善したのです。8月14日付で、海外危険情報
が危険度1に下がったのです。私は、さっそく係官に再度書類を提出しに行きま
した。係官は苦笑いをしていましたが、書類を受け取って急いで上に回すことを
約束してくれました。

 8月19日現在、まだ許可はおりていませんが、間違いなく大丈夫でしょうし、
出発直前まで冷や汗ものでしたので、今回は、フィジーとくにマナ島でたくさん
楽しんできたいと思います。


(制作者)こんにちは、マナ島ホームページです。つい木曜日にマナ島から戻ったところです。
メール拝見しました。大変でしたねぇ。

さて、公務員の方が海外旅行する際に「許可」なるものが必要だとのことでしたね。私の家内も
東京都採用の教員をしていたことがあったので、当時私が留学していた米国に旅行するのに「許
可」が必要だったと聞いて、驚いたものでした。

外務省の危険度が下がってよかったですね。マナ島そのものはまったく以前と同じ(唯一違うの
が宿泊客がすごく少ない点)です。私も今回子供を連れていきましたが、まったく問題ありませ
んでした。

ナンディでもオープンテラス方式のレストランで、通りを歩く人をながめながらランチをしました
が、こちらも以前と変わった様子はありませんでした。(以前と同様に夜は危ないかも?)

まあ、行ってしまえばこっちのもの(笑)、そこにはいつもの青い空、青い海がありますので。
うんと楽しんできてくださいね。いってらっしゃ〜い!

ps 夜は少し肌寒いです。カーディガンか長袖シャツを持っていかれるといいですよ。


ホームページ目次前の話次の話 inserted by FC2 system