2000年10月03日−−−−−アピーの友達より
アピ-の葬儀に参加しました。
今回は一番悲しいフィジ-行きでしたが、最後にアピ-の顔が見れて本当に良かったと
思っています。(ちゃんと、ニサモゼ、アピ−/さようなら、アピ−を言ってきました。)
言い方が変かもしれませんが、彼の人柄を表すように心の温まる葬儀でした。葬儀は、彼の生まれたマナ島のノ−スビ−チから見えるボ−トで約15分で到着するタ
ブア島で約600名以上の人達が参列し、日本からも私以外に4名のリピ−タ-のお客様や、
休みでこちらに一時帰国していたアクアトレックのトモさんや、それからアメリカや
オ-ストラリアからも親交の深かった人達が駆けつけていました。
もちろんヨシさん始め、アクアトレックの全スタッフもいて悲しんでいました。ただ、棺の中で眠っている彼の顔を見た時には、1989年に初めて彼に出会った時から
の思い出が一気に駆けめぐり、滝のように涙が出て本当に悲しい時間でした。
特に、奥さんのアコさんと子供たち(5人）にはなんて声をかければいいのかも正直わかり
ませんでした。ただ、ただアコと抱き合って泣いていました。
気の利いた声もかけれない泣くことしかできない自分が本当に情けなかったです。葬儀は、11：00から14：30ぐらいまであり(埋葬まで見届けてきました）、そのあと
アピ-の親族やタブア島の人達のおもてなしでみんなで食事をしてマナ島に戻りました。
途中、何度もマナ島から駆けつけた聖歌隊がアピ-を送るために合唱するんですが、
いつもはあんなに心地よく聞こえる歌も、こんなにも寂しい歌になるのかと聞いてい
ましたが、アピ-を天国に送るには最高の聖歌隊でした。
（制作者）地理的にも近いオーストラリアからだけでなく、日本や遠くはアメリカからまでも彼の
葬儀に参加してくれた人がいたんですね。葬儀の様子をわざわざ連絡してくださって有難うござい
ました。