1999年1月17日−−−−−後野 直子さん
"Naoko Gono" <fwjc5827@mb.infoweb.ne.jp>
こんにちは、今年初めてのメッセージです。今年もマナ島HP、アクセスするのを楽しみにしています。レポートしたい事はいっぱいあるのに、なんだか細々した事に時間を取られて、なかなかできずにいます。今回はトローリングのレポートをします。
昨年初夏より、私が防波堤での「お気楽フィッシャー」になったので、以前から「お気楽フィッシャー」であった夫と共に、去る11月のマナ島滞在時にトローリングを初体験いたしました。
トローリング基礎情報
料金： FJ＄99/人
時間： 午前6:00、午後2:00
釣れたもの： 船長さんのもの。（交渉次第で引き取れる）
釣れるもの： カツオからサメまで、色々釣れる。レセプション脇のボード参照。
「松方弘樹の世界を釣る！」を見て、以前からトローリングには少しあこがれていたのですが、日本ではあまりやっているところを聞かないし料金も高そうなので「高嶺の花」を遠くから思うのみでした。
マナ島行きが決まって、「もしやトローリングができるかも？」と思っていたので、島に着いてアクティビティ情報をチェックする際、トローリングもバッチリチェックしておきました。
料金は ....う〜ん、ちと高いかなあ。でも、11月はマグロもカツオも、サメも釣れるらしいし、日本ではこんな値段ではできないし、体験してみるか、ということで申し込みました。
当日は天気は良いものの、風が強く波が高かったのですが、船長が「行く」とおっしゃるので出かけました。そんなに大きくはないボートで私たちの他にもう一組、日本人のカップルが乗りました。竿は船尾に4本立ててあり、巨大なルアーが深いところ狙いと浅いところ狙いで各2つずつです。
島を出発して北ビーチの沖の方にトローリングしていったのですが、まあこれがすごい波で、ちょっとしたジェットコースター並みの迫力です。ボートが波に乗り上げながら進むので、波の頂点に達すると波の高さ、約1m〜1.5mの落差で「ドカーン」と波間に落ちます。これが連続してくるので、3年前に腰の手術を受けた私は、腰へのショックを和らげるため、連続スクワット状態でした。
まさかトローリングでこんなエクササイズをする事になるとは．．．．と思っていると、竿の1本に魚がかかったようで、船長さんが「Fish!
Fish!」と叫んでいます。
「松方弘樹の世界を釣る！」ではここで何人もいるクルー達が寄ってたかって松方さんにベルトをつけ、竿を持たせて椅子に座らせてくれるので、私たちもそのイメージを持っていたのですが、ここではそうはいきませんでした。我々ゲストが自ら竿を船からはずし、きりきり巻かなくてはいけないようです。でも、そうとは知らずまごまごしていたら魚を「バラシ」てしまい、船長さんに「You
slow. Fish go!」とお叱りを受ける羽目になってしまいました。
その後は流木1本が釣れたあと、ぱったり当たりがこなくなってしまったのですが、サンドバンクを回ってマナ島の西沖から南に回り、船の上で船長さんが舟をこぎ始めたころ、もう一度当たりがきました。これは前回の失敗をふまえ、もう一組のカップルの男性がすばやく竿を持ち巻いて巻いて巻いて、巻いて見事釣り上げたのでした。
50cm〜60cmくらいの大物です。何とはなしに満足感が漂いました。風が強かったので時間はまだ少しありましたが、船長さんの判断で島に戻りました。
魚は特に交渉しなかったので船長さんのものになり、知らないお兄さんがとっとと持って行きました。事前に船長さんと交渉しておけば、魚をレストランで料理してもらう事もできるそうです。
と、これが私たちが体験したトローリングの全貌です。釣れても釣れなくても、それなりに海を楽しめるし「わくわく」も味わえました。つれない間は船長さんと世間話とかして、ちょっとしたクルージング気分です。そもそも気合いの入っていないフィッシャー夫婦なので、トローリング自体は1回やって満足満腹という感じです。
同じ時期に滞在した方でマイロッドを持ってきたバリバリの釣り人は3回ほどトローリングに行ってバラクーダ等、色々釣ったそうです。
それから釣りは自然のご機嫌次第なので、天候とか時間に留意した方が釣れるようですね。(当たり前か。） 午後よりは朝の方が釣れるようです。
船は波が高かったせいで結構ゆれたので、私はスポーツサンダルを履いていって正解でした。（が、足はスポーツサンダル焼け。(T.T)）
以上、トローリングレポートでした。 長くなってすみません。r(=.=;) またナンディのホテルでの体験やリーフスノーケリングに付いてメッセージを出したいと思っています。
ではでは。
（制作者）いつも楽しいお話しを有難うございます。トローリングは私も次回マナ島へ行ったら是非試してみたいものの一つです。