2000年05月27日−−−−−尾崎 友予さん
"Tomoyo Ozaki" <bula_moce@hotmail.com>
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こんにちは。久しぶりにメールをします。
私がクーデターのことを知ったのは19日の午後、仕事から戻った主人がラジオで
聞いて、教えてくれたからです。私にはスバに住んでいる友人がおりますので
心配になりその日のうちに、メールを送ってみました。送ったのが金曜日の夜だったので
返事は火曜日に送られてきました。(彼女は南太平洋大学で事務の仕事をしています。
コンピュータは職場にあるので土日は使えません)
彼女のメールには、こう書かれていました。
インド人だが、民主的な選挙によって選ばれたチョードリー内閣は
全体的にみて、フィジーのために本当にいい仕事をしている。
経済を8%も押し上げたし、食べ物の物価も下がった。
テロリストたちは、これ以上なにを望んでいるのか?
この部分には、なんと言っていいかわかりませんが、彼女のストレートな素直さが
よく表れていると思います。批判することは簡単ですが、まず最初に素直な心で物事をみる
ということを、最近の私は忘れていたように思います(色々な面で)。そして、この素直さが
フィジー人のあふれんばかりのホスピタリティーに繋がっているんだと
あらためて思いました。
クーデターはすごく悲しい出来事ですが、それが引き金となり
久しぶりに、初めてフィジーに行った時の感動を思い出しました。
この感動を忘れないうちにもう一度フィジーを訪れたいものです。
(制作者)「クーデター」の問題と「略奪」とは別な事件と思っています。ただ、そのいずれの
問題にも背景には貧富の差や、先進国からの豊かな生活物資の流入があるように見えています。
我々からみれば何の悩みもなさそうな南の島国だけに、よけいにそんな深刻な事情があることが
信じられない、そんな落差がありますねぇ。