船でマナ島に到着すると最初に目にするのが、島の子供の笑顔。最高の歓迎ですね。物に恵まれた日本の子供よりも、もっと輝く瞳をしています。とても人なつこくて、カメラを向けると寄って来ました。
魚にあげるために持ってきたパンを手渡して、一緒にエサやりをしよう!って呼びかけるとニッコリと笑って一緒に遊んでくれた。けっこう片言の英語をしゃべるんですよね。しっかりしろよ、日本人。
島にある小学校。たまたま私が訪問したのが日曜日で、学校はとても静かでした。子供たちが先生の自宅へ連れていってくれ、紹介してくれました。
デジタルカメラを持っていたら、とても興味を持ったらしい。今写したばかりの本人の写真を見せてあげたら、大感激。次々に、友達を紹介してきて撮ってくれと言う。ついには、子供を十数人したがえて村めぐりをすることになっちゃいました。英語の話せる子に聞いてみたら、なんでもこの島には200人くらいの人達が住んでいるそうです。
この島で長い間ダイビングインストラクターをしていたマコトさんにこの写真を見せたら、「この人、ゴローさんていうんですよ」って教えてくれました。
ゴローさん!また遊びに来ますからね!
別れ際に、村のはずれまで見送ってくれた子ども達。きれいな島と海で遊ばせてもらったお礼に、今度来る時には文房具を持ってきてあげるね。(1999年12月、皆さんのご協力のお陰で実現)
☆私たちのハネムーンは「現地の子供」のコブつき
私たちは 5泊6日の間、ことごとく「子供達につきまとわれる」という「シアワセモノ」でした(笑)
ホテルについて荷物を解いていると、なにやら窓の外が騒がしくなり、何事かと覗くと すぐそばのヤシの木
に子供が登り、実を落としていました。6人の子供達(男のコ)珍しさに外に飛び出し、持っていったビデオ
カメラで撮影を始めると、私を指差して何やら話しかけてくる。「???」パニックを起こしそうになりつつ
もよくよく聞くと、ジェスチャーで、私を指差し「ユー」、実を指差し、食べるしぐさ。
私に「食べるか?」と聞いてくれているらしい。思わずうなずくと、犬にするような「まて」(笑)、手
のひらを私に向ける。登った子供が8個落として、下にいた一番大きいらしい子供が ナタ?を上手に使って
開けて、私に手渡してくれました。
・・・・・・毎日来ました(笑)。何が気に入られたのかしら・・・・???一緒にシュノーケリングしま
した。 散歩もしました。 ビーチバレーもしました。
☆「こんなふれあいが、もっと早くできればよかった」
マナ島滞在4日目は、雲一つない青空で、家族4人とも1日で真っ黒になってしまいました。いよいよマナ
島とお別れの日。桟橋近くのビーチで船を待っているとフィジアンの子どもたちが2人そばに寄ってきまし
た。英語で話しかけると、いろいろなことを話してくれました。こちらは、ありったけの単語を並べて話をし
ているのに、この子たちは実に上手に英語を話します。「こんなふれあいが、もっと早くできればよかった」
と思いながら、マナ島を後にしました。
宮本 和史さんからのメッセージ
☆「私たちも小さな子供の時はきっとこんな眼をしていたんでしょうね」
写真の子供さんたちの純粋な眼、素敵ですね。私たちも、小さな子供の時は、きっとこんな眼をしていたんでしょうね。いつのまにか忘れてしまった大切なものがいっぱいあるんでしょうね。それを思い出させてくれそうな島でした。
橋本 喜美さんからのメッセージ