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ありがとうございました!!

1999年12月29日−−−−−ミホさん(北海道旭川市〜)
<miho1210@ruby.ocn.ne.jp>
http://www.geocities.co.jp/SweetHome/3333/


前回)本当にありがとうございました。
懐かしくって懐かしくって、ぼーっと眺めてしまいました(笑)
全部同じカレンダーでしたか?

えーと、7月の写真、これマナ島の裏側(ってゆーのか・・・・桟橋がない側・笑)ですよね。
思い出した光景は、着いて初めて裏側に行った時。
見えた島々の、あまりのくっきりさ、なんていうか「身に迫ってくる」ような威圧感?
ダンナとしばらく立ち尽くしてしまったんです。
「これはなんだ」って・・・・

空気が本当に澄んでいたからでしょう。 天気もすごく良かったし・・・・
動けませんでした。

すぐに海に飛び込むつもりだったのに、
海には入らずに、砂浜に座って ただぼーっと眺めていました。
言葉もありませんでした。

あんな感動は、体験した事がありませんでした。マナ島までの船の中から見た島々にも
感じなかったのに、なぜ、あそこからはそんなふうに見えたのでしょう。

撮ってきた写真には、技術不足からか威圧感は感じられません、残念ながら。
でも、あの光景と感動は思い出すことができます。
久しぶりにハネムーンの時のアルバムを引っ張り出してきて、今、眺めています。

マナ島に行ってきたんですね。
うらやましいです(^^)
今、HPを読んでいます。

そうそう、ゴミ箱、外にはどこにもありませんでしたね(^^;)
私もダンナもたばこを吸うし、ジュースも砂浜で飲んだので、一瞬困りましたよ。
でも、1日目、1本の缶ジュースをふたりで空け、その空き缶に吸殻を入れ、
部屋まで持ちかえり・・・・・
そして気がつきました。なぜないのかという事に。

外でそうすることを、現地の人達が「してほしくない」と思っているのではないかということに。
自然を楽しんで欲しいという気持ちだけでなく、ちょっとでもこぼしたジュースやたばこの灰、
持ちかえり忘れたゴミが海を汚すとか、そんな心配もあるでしょうし・・・・

テレビがなかったことも、最初はラジオくらい音の出るものが欲しいねなんて、ダンナと
話していたんですけど、それもきっと、現地の人達が「自然の音を楽しんで欲しい」と
思っているから、あえて置かないだけなのではと。 

あったらあったで「隣室の人の音量が大きい」とかのトラブルなんかが出てきそうな気もするし・・・・
ほら、リゾート地では、窓の外に洗濯物を干す事は「生活を忘れてリゾートを楽しんでいる気分を壊す」
という理由でマナー違反じゃないですか。 このことって、結構知っておられる方は多いですよね。
でも他の「生活を忘れてリゾートを楽しんでいる気分を壊す物事」って・・・・・・???
人によってそれぞれだとは思うけど、でももしかしたら自分は良くても他に「気分を壊されて」いる方は
いるのかもしれないですよね。

そして私達は、砂浜で飲んだり吸ったりする事をやめて、レストランや部屋でと決め、
風や波の音、子供達や現地の人達のなにやら話したり笑ったりしている声に耳を傾け、
部屋では、ダンナとおしゃべりして、日記を書いたり絵葉書を友達に書いたり。
そうすることで、環境からもらう「のんびりさ」の他に、私達が自らも「のんびりできた」というか・・・・
「遊ぶ」ことは結構たくさんあって、身体はそこそこ忙しいのですけど、心がのんびりしているんですね。
普通「5泊6日」といえば、「あっというまに過ぎちゃったなぁ」とだけ感じるんですが、
マナ島に滞在した「5泊6日」は、私にとって、短かったような長かったような・・・・という感じです。
まわりの音に耳を傾けていると、時間の流れがゆっくりに感じたから。

ゴミ箱、「置いてない」というよりは、「あえて置かない」のかもと思いました。
テレビもラジオも、「あえて置かない」のかもと思いました。
そう考えて、それに合わせて過ごしたら、最終日にはまったく気にならなくなりました。
それって、やっぱり「必要ない」ということになると思います。
現地の人達が今まで その必要性を感じてこなかったのだから、私達にも当然必要性はないのですね。
家に帰ってきてからテレビをつけている時間がかなり少なくなりました。
たばこは吸える場所にいちいち移動する事が苦にならなくなりました。
これらは、私にとって、マナ島のおかげ、です(^^)

マナ島には、人間に本当に必要な物しかありません。 そう感じました。
最初に感じた不便は、本当に不便な事ではありませんでした。
なくて最後まで困った、ということは ひとつもありませんでした。
家に戻って、あるものの多さと乱雑さにため息が出ました(^^;)
確かに便利ではあるものの、「これはいらないなぁ」って思うものがかなりありました。
便利の為にあるのに、掃除の時に邪魔とか、手入れが大変とか、実は不便なのじゃないかと思うものもありました。

マナ島でのことは、自分の生活の原点を見なおすことになりました。
私は、マナ島に住みたい・・・・・(笑)

カレンダー、本当にありがとうございました。
新年1年間、毎日マナ島を思い出して、「マナ島精神」で過ごせそうです(笑)
続編

 

(制作者)「マナ島精神」、言い言葉かもしれませんね。以外と自分達のまわりにあるもので
無ければ無いですむものって多いのかもしれませんね。
 それと、ホテル代払っているんだから自然をどう利用しようと勝手、っていう人がいたとした
ら、それって完璧に思い違いなんですけどね。それを分かって欲しいと思ってこのホームページ
やっています。ハイ


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